アートリンク 

財団法人たんぽぽの家のスタッフ・岡部です。

障害のある人とアーティストがコラボレーションする「アートリンクプロジェクト」。来年2月に大津で展示を行います。関西圏にて全8組。昨日はそのうちのひと組の吉田マリモ&吉留ペアの製作日。朝から京都の左官専門屋、吉田マリモ宅(素敵な京町屋!)に寄り、材料を車に載せ一路唐崎へ。

これまでに4回の打ち合わせを経て、巨大な発泡スチロールのオブジェが出来ています。吉留さんのマンガや陶芸に見られるシュールな表現を、吉田マリモさんが巨大化させ、今までやった事のない手法で作品化しています。土壁用の土を使い、発泡スチロールに塗っていきます。漆喰を作る感覚で、地となる土づくり。顔料をまぜると、ナチュラルながら鮮やかな色彩も表現できます。

この日はマリモさんが二人のユニフォームを作ってきました。吉留さんのトレーナーの背中には「気合十分」、マリモさんの背中は「一発勝負」。そしてお揃いの色違いの帽子をかぶり、かなり意気投合しています。

吉留さん、自分の作ったオブジェが巨大化しているのに、かなり感動していました。土づくりからオブジェに塗っていく工程は、傍で見ていても楽しそうでした。途中、疲れて休み休みやっていましたが、最後の30分、真剣な眼差しで着色。マリモさんも惚れ惚れする集中力で一気に仕上げました。

製作中、二人の間にはほとんど会話がありません。
この企画、どうもアーティストが障害者に何か「教える」、と思われがちですが、道具や素材の扱いに関して以外は、アーティストは教えるという立場にはいません。ただただお互いを尊敬しあって同じ立場でものづくりをします。

少ない会話の中で、二人の間に信頼関係ができているのがわかりました。
マリモさん、非常に充実した一日になったようです。

2月の展示が楽しみです!

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